【ドラフト会議について】加藤コーチの感じるまま日記211012




2021年ドラフト会議

 12球団、今年も決定しましたね。まず、ドラフト会議でご指名された皆様。おめでとうございます。

ここはゴールではなく通過点。チームの勝利に貢献できるよう期待しています!

 さて、今年のドラフト会議。コロナ禍の状況でスカウトも実際に選手を見る機会が少なく、判断が難しい年になったのだと思います。個人的な予想では、前評判の高かった選手が概ねドラフトで指名された印象です。それはそうですよね、見れない環境だと、指名するのにもリスクがありますから…

今年は特に育成枠が多い

 今年は特にだと思うのですが、ソフトバンクの育成14位までをはじめ、育成枠で獲る選手が多いなと感じました。

 育成枠って、プロでありながらプロの予備軍的な扱いなので、これからプロに羽ばたく可能性がある所謂、金の卵たちですから、球団としてはお金をかけずにリスクの少ない選択肢ができる。一方選手としたら、一軍で活躍できるチャンスがあるという意味ではありですが、今後のライフプランをしっかりと立てないとプロ引退してからが心配ですよね…

 そんなことは現役時代には全く考えないので、まずは一軍のマウンドを目指して頑張って欲しいと思います!

年間100名前後しかなれない特別な存在

 今年は128名がプロ野球という舞台の切符を掴みました。これだけ狭き門を通ったということは、ひたむきに努力をしてきた証拠です。なりたくても夢が叶わなかった選手たちがいる中で、夢を叶えた選手たちは誇りに思っていいと思いますし、同時にここで満足せずに一軍のマウンド、そして活躍する姿を是非みなさんに見せて欲しいと思います!

 毎年、この季節が来ると、あの緊張感が忘れられません。今でも良い思い出です。

 将来、私が指導した選手がこのプロ野球の切符を手に入れてくれるといいなぁーと感じました。