こんばんは、加藤幹典です。
今日は春の陽気でとても暖かく、気持ちいい1日でしたね!
天気予報によると、4月下旬並みの暖かさだったようで。
そうなると、一冬越えて野球シーズンの到来ですね!
もう早い地区だと大会が行われているかと思います。一冬越えて、チームはいかがでしょうか?
見違えるほど上達したというチーム、あまり変わらなかったというチーム、わからないというチーム、様々だと思います。
しかし、ここから先は試合がたくさん入ってきます。この試合結果こそ、この冬の成果が試されるのではないでしょうか。
試合を勝つために求められるモノ
さて、ここからは単純な質問をします。答えは当たり前なものばかりです。この当たり前なものがちゃんとできているかどうか、考えていただきます。
①チームが勝つためにはどうしたらいいでしょうか?
例)こんなものは簡単。点を取られなければ負けない!
②点を取られないためにはどうしたらいいでしょうか?
例)どうしたらいい・・・。0点に抑えればいい!
③では、0点に抑えるためにはどうしたらいいでしょうか?
例)投手力を鍛える、守備を鍛える、などなど・・・。
こんな感じで答えはたくさん出てきます。ここはチームごとに考えがあっていいと思います。「チームを強くするために必要なこと」は監督やコーチが考えることです。
では、チームが試合に勝つためにとても重要なことはなんでしょうか。
私が考える重要なこと、それは
「結果を求めすぎず、伸び伸びとしたプレーができる環境を整えること」
です。
私の経験でもそうですが、結果を求めすぎると、自分自身にプレッシャーを与えてしまいます。「相手は強そうだな」「打てなかったらどうしよう」「ストライクが入るかな・・・」こんな感情が少しでも入ってしまうと、自分のパフォーマンスを出し切れないこともありました。そして試合後に「なんで緊張するんだろう」と後悔し、次の試合でも「緊張しないで投げれるかな?」と不安を持って臨んでしまっていました。
「うちのチームもそうだ」と思った方も少なくないのではないでしょうか?
結果よりも大切なコトとは?
ではどのようにすれば「プレッシャーに負けない」プレーが出来るでしょうか?
私は生徒さんやお子さんによく使う魔法の言葉があります。
それはみなさんが良く使う「大丈夫っ」という言葉です。
「うまくいかなくても大丈夫」「失敗しても大丈夫」
こういった言葉はプレッシャーを和らげます。そして、野球は1人ではなく、9人でやっていること。このことをみんなで理解すれば1人で抱えるプレッシャーが和らぎます。
結果を求めすぎるのではなく
「今できる最高のパフォーマンスをすることに集中すること」
「失敗しても大丈夫っ!今できることを全力でやろう!」
「うまくいかなくても大丈夫っ!みんなでサポートするから!」
野球の素晴らしいところは1人ではなく、9人でプレーしているところです。1つのミスは周りがカバーできます。0点に抑えれば負けることはありません。
もしプレッシャーに負けそうな顔をしている子がいましたら、結果を求めすぎて緊張している可能性があります。そんな時は、「失敗しても大丈夫」なこと、そして今できる最高のパフォーマンスをすることに集中させてあげてください。
自分が全力でプレー出来たらそれでOK!これから始まる試合で最高のパフォーマンスが出せるように、期待しています!