こんにちは。かけっこレッスンです。
今回のテーマは「足が速くなる方法」です。運動会で1番を取るために、ライバルに負けないために、足が速くなる方法をお伝えさせていただきます。
一般的に言われていることですが、主に2つ必要です。
①正しいフォームを身につけること
正しい足の上げ方、姿勢、腕の振り方。この3つが上手になれば必ず足が速くなります。腕の振り方は出来ていない子が多いため、しっかりとしたフォームを身につけることが重要になります。
正しい足の上げ方は「膝を高く上げる」や「蹴り脚を真っ直ぐに伸ばして腰を高く上げる」など言われています。こちらはインターネットで調べると色んな箇所に書かれています。
しかし近年では、科学的データによって、世界の一流選手はそのような走法ではないことが明らかになりました。重要なポイントは、脚を前方にスウィングする事とリラックスさせた状態で脚を引き下げる速度を増加させる事が出来るか、という事です。
体の奥にある深部筋群の腸腰筋などの強化するなど体幹を含め、どの筋力を強化するかが課題となります。
②基礎的な運動能力を上げること
基本的な運動能力というのは、バランス、リズム、タイミングのことです。
子どもは神経の発達が早く、幼児期から小学生3.4年にかけて、感覚や身体を動かす調整力が著しく向上します。感覚には、いわゆる5感のほかに運動するときに関係する平衡感覚、身体の位置感覚、深部感覚などがあり、10歳前後までに急激に発達して中学年代にはほぼ100%になります。
身体の動きの方向やバランス、タイミング、力の発揮とリラクゼーション、リズム感などの感覚的な動きは、子どもの基礎を養っておく事が望ましく、特にバランス感覚などは、子どもの頃の経験が、そのまま生涯にわたって影響を及ぼすとさえいわれています。
以上の2つを続けることで、飛躍的に足は速くなります。ただし、正しいフォームを身につけるためには一人ではなかなか難しいです。必ず第三者に見てもらいましょう。