【大谷翔平選手】一流選手の共通点「ハンドアイコーディネーション」能力とは




みなさん、「ハンドアイコーディネーション」という言葉をご存知でしょうか。
海外では古くからこの言葉が使われているのですが、日本では馴染みがなく、また最近になって大谷選手の話題の中にこの言葉が出てきたので、知っていただければと思います。

(1)ハンドアイコーディネーションとは
(2)引退する選手たち
(3)バッティングセンターでの経験
(4)一流選手が優れているもの
(5)上達するトレーニング方法とは
(5-1)神経系のトレーニング
(5-2)四肢をコントロールするトレーニング
(6)継続することが大切

(1)ハンドアイコーディネーションとは

日本語訳にすると「手と目の連携」のことを言います。こちらは野球やテニスなど、ボールを目で見て、そのボールに対して体が反応し、手を使って動作するスポーツに使われることが多いです。サッカーなどの足を使ったスポーツの場合は「フットアイコーディネーション」と言われることが多く、こちらも同様に「足と目の連携」という意味になります。

(2)引退する選手たち

海外の研究では反射神経は20代前半がピークでそこから衰えていくという一説があります。引退していく選手の理由は様々ですが、理由の1つとして「ボールが見えなくなった」「身体が動かなくなった」というものが挙げられます。
【野球の場合】
投手が投げたボールを目で確認する
確認したボールを脳が認識し、脳から体を動かすように命令が出る
脳からの指令を体が反応し、バットを振る
という連携が行われます。年齢とともにこの反応速度が衰えていき、自分の全盛期だった頃のプレーができなくなります。特に野球の世界は超1流のバッターでも3割~4割です。これは10回のうちに6〜7回失敗するということを示しており、それだけ安打を重ねるのが難しい世界です。そのため、実際に見ていてもわからないくらい、コンマ何秒反応が衰えたとしてもイメージしたバッティングが出来なくなり、致命的になります。例えば、ストレートだと頭ではわかっていても、体の動きだしが遅れ、ミートポイントにアジャストすることができずに凡打になってしまうというようなことです。

(3)バッティングセンターでの経験

みなさん、バッティングセンターには行きますか?私は幼少時代によく通っていたのですが、マシンのスピードが上がるにつれて、空振りをするという経験をしたことがある人が多いのではないでしょうか。スピードが速くなるにつれて、球はホップしたように見え、自分がイメージしているミートポイントよりも上を通過する経験を私もよくしました。当時は、その球を打てない自分が悔しくて悔しくて、何回もチャレンジしたことを覚えています。
しかし、何度も打っていくと次第に目が慣れ、ボールにバットが当たるようになります。そして、そのスピードが当たるようになると、今度からはそのスピードで空振りすることが少なくなり、簡単に打てるようになります。今までなんで打てなかったのだろう?と不思議になったりもしました。

(4)一流選手が優れているもの

一流選手の優れている点は目で見た情報を体が反応して寸分の狂いもなく連携する力が長けているという点です。それは野球に限らず、球技全般に言えることです。この「ハンドアイコーディネーション」は脳からの指令、つまり神経系のトレーニングをすることでどんな選手でも上達する可能性があります。ではどのようなトレーニングを行えばいいのでしょうか?

(5)上達するトレーニング方法とは

私はこの能力を向上するための2つのトレーニング方法をご紹介します。
・神経系のトレーニング
・四肢をコントロールするトレーニング

(5-1)神経系のトレーニング

神経系のトレーニングは主に脳からの指令を正しく身体に反応させるトレーニングとなります。アジリティトレーニングやラダートレーニングなどが挙げられます。正しく・速く・正確に身体を動かすことで、上達していきます。

(5-1)四肢をコントロールするトレーニング

こちらは主に自分がイメージした通りに身体を動かしていくトレーニングです。ピアノやドラム、ジャグリングやダンスなど、今まで取り入れたことのない動きや、両手両足を同時に動かす動作などを行うことで、自身の身体の使い方をコントロールすることができます。

(6)継続することが大切

千里の道も一歩から。上達するためには、紹介したトレーニングはもちろんのこと、継続することが大切です。最初はみんな、「初めて」から始まります。初めてやることは、上手く出来る人もいれば出来ない人もいます。しかし、毎日意識して続けることで、出来ないことが出来るようになってきます。「出来ないからやりたくない」と思う人もいますが、毎日続けることで、意識しなくても行動を続けられるようになります。そして毎日続けることで必ず出来るようになる日がきます。「出来ないからやりたくない」は「出来るようになるためのチャンス」を逃している可能性がありますので、まずは継続してみましょう。