プロ野球界では2月は新年のスタート。
新人の子たちはキャンプの一連の流れにドギマギ。10年前がとても懐かしいです。こんばんは、加藤幹典です。
さて、2月に入り、来月から本格的な野球シーズンが始まりますね!各チーム「今年こそは!」とこの冬に取り組んできた成果が出るか、期待半分の不安半分といったところではないでしょうか。
冬の間で伸びる子と伸びない子の差があります。
では、伸びる子と伸びない子、一体なにが違うのでしょうか?
私は引退後、子供たちを指導する機会が多くありました。その中で特にこの冬に伸びる子は、実は
「目標が明確な子」が多いです。
「なんだ、そんなことか」と思った人は多いかもしれません。では実際にお子さまに聞いてみてください。
今までの経験ですと、
「将来何になりたい?」→プロ野球選手
「来年はどんな目標?」→大会で優勝したい
「じゃあ来年の個人の目標は?」→・・・うーん、、、○○
と考えてから答える人や「わかんない」と答える人が多かったです。
考えてみると当たり前なことなのですが、子どもに「自分がどうなりたい」と考えを明確に持たせるのってなかなか難しいです。その中でも即答で答えたお子さま、将来とても期待できますね!
では、どうしたら伸びるでしょうか?答えとして、まずは「自分のしっかりとした目標を持つこと」です。目標がわからないお子さまには、明確な目標を1つ持たせてあげてください。
はじめはなんでも大丈夫です。「毎日素振りを10回する」「外野フライが捕れるようになる」大切なのは「続けられる(達成できる)目標を持つこと」です。
1つの目標をクリアできる喜び、達成感。これを得ることで次の目標にも繋がります。大事なことは「自分で考えること」です。自分は何ができて何ができないのか。また、何が足りていないのかを考えることでどんどん成長していきます。
親が目標を「与える」のではなく、目標を「気づかせてあげる」こと。自分で考え、決めた目標は成長する近道になりますので、是非参考にしていただけたら嬉しいです。