【ビヨンドの弊害】加藤コーチの感じるまま日記211028




ビヨンドマックスについて

 私たちの時代にはなかったビヨンドマックス。
 初めて使った時は飛び過ぎて笑いました。軟式界の常識を変えた衝撃的な出来事でしたね。今日は、そのビヨンドマックスのメリット・デメリットを少しご紹介します。

ビヨンドマックスのメリット

 私が考えるビヨンドマックスのメリットは上記に書いた良く飛ぶということです。初心者の子やバッティングが苦手な子は、芯が広いので打ちやすいです。野球を楽しむためには大いにメリットがあると思っています。 

ビヨンドマックスのデメリット

 逆にデメリットはたくさんあると思います。
 ①ビヨンドマックスを使いすぎると、バットの芯でうまく捉えることができなくなります。そのため、高校・大学など上のレベルまで考えている選手は芯で捉える感覚を掴むのに時間がかかります。
 特に中学生・高校生の硬式に移るタイミングで苦労する子が多いと聞きます。ビヨンドマックスですと、どんなフォームで打ってもバットに当たればヒットになったりしますからね。

 ②フォームを一から直す必要がある(かも)。全員ではないですが、打つポイントなどの違いで、特に硬式では遠くに飛ばしたり、ヒットを打つまで苦労する選手がいます。


ビヨンドで野球の楽しさを

 プロを目指す選手にはビヨンドではなく、芯がわかるバットを使用して練習するのがオススメです。もちろん、ビヨンドを使っていてもバットの芯で打てる選手がいますので一概にビヨンドはダメとは言えませんが、、、
 野球ゲームでいう、ミートカーソルが普通のものがビヨンドで、強振が普通のバットだと例えた方がわかりやすいかと思います。強振で打てるようになると、遠くに飛ばせますし、強い打球が打てるようになるので、ヒットにもなりやすくなりますよね!もちろん、技術が必要なのでたくさん練習が必要になります。

マイペースに更新。今日はここまで!