本記事のテーマ
野球が上手くなるために、考え方を間違えるな!基礎の徹底で上達する
今回のポイント
・間違った考え方では成長スピードを落とす
・実践よりも大切な基礎
・成長速度は人それぞれ。焦らなくてもいい
・実践よりも大切な基礎
・成長速度は人それぞれ。焦らなくてもいい
皆さんこんにちは。筆者は少年野球の親御様とお話をする機会が多く、その中で、よく聞く言葉があります。そんな中で、こんな会話が違和感を感じることが多いので、皆さんにもお伝えしたいと思っています。
違和感を覚える会話
「うちのチームは今日は朝から4試合するよ、毎週たくさん試合して実戦選手は上手くなるからね。」
「うちのチームは、土日に朝から夕方までみっちり練習しているよ。グラウンドがどちらかしか取れない時が多いから、午前中に試合組んで午後から夕方までみっちり練習するよ。」
「うちのチームは、土日に朝から夕方までみっちり練習しているよ。グラウンドがどちらかしか取れない時が多いから、午前中に試合組んで午後から夕方までみっちり練習するよ。」
こんな話を聞いたことはありませんか?これだけ聞いていると、何に違和感を覚えているのか、一見わからないように見えますが、正しい手順を踏んで、この会話だと全く問題ありません。しかし、中には間違った考え方をしている方が多く、この考え方では育てる選手が勿体無いと思いました。以下、説明していきます。
実戦よりも大切なこと「守・破・離」
皆さん、「守・破・離」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?筆者の解釈で簡単に書きます。
<守破離とは>
日本古来から伝わる言葉で、武術や芸術における修行のプロセスを示したもの。
日本古来から伝わる言葉で、武術や芸術における修行のプロセスを示したもの。
守・・・基本の型をまず教わる。型を教わり、自分で出来るようにする。
破・・・型かた自分にあったやり方を探す、改善・改良する。
離・・・自分の型を見つけ、極める。
破・・・型かた自分にあったやり方を探す、改善・改良する。
離・・・自分の型を見つけ、極める。
筆者はこの考え方に共感することが多いのですが、どのスポーツにも言えるのですが、実戦よりもまず型(基本)を覚えることが大切です。
基本ができてから実戦に入る選手と、基本ができておらず、実戦を経験して上達する選手では、基本ができてから実戦に入る選手の方が断然上達します。 もちろん、モチベーションを保つという意味では、定期的な試合は必要になりますが、実戦のみで上達する選手は基本が出来ている選手がほとんどです。
基礎をおそろかにして、また間違った基礎を習得すると、選手は変な癖がつき、正しいフォームを指導した時にでも「投げづらい」など感じ、本当に教わっていることが正しいのか?と不安に思ったりします。 正しいフォームを徹底して練習すれば3ヶ月で型が出来てきます。もちろん基礎の型になるので、もっともっと練習は必要になりますが、上手くなるための土台が出来上がるので、最初は投げ方にしろ、打ち方にしろ、正しいフォームの指導ができる人に徹底して教えてもらうことをお勧めします。
最後に・・・
以上の内容となります。成長期を迎える前までの子どもは、成長速度に差があります。身体が大きい人の方がボールを遠くに飛ばすことが多いですが、小さい身体でも遠くに飛ばすこともできるようになってきます。
子どもの成長速度は人によって違いますので、親として焦らなくていいです。それ以上に、身体の使い方を覚え、基礎をしっかりと覚えていくことをお勧めします。
山手線「大塚駅」・横浜駅周辺にて、野球スクールを実施中!正しい指導をお求めの方はこちらをごらんください。
https://heros-academy.jp/