ピッチャーの悩み・・・爪が割れやすい人はどうすればいい?




(1)爪割れ
(2)爪は何からできている?
(3)爪のケア方法
(3-1)爪を切る編
(3-2)爪をケアする編
(4)まとめ

(1)爪割れ

ピッチャーの悩みの1つとして挙げられる「爪割れ」。では、爪が割れやすい人のケア方法とはどういったことをすればいいのでしょうか。私自身、爪が割れて困った経験がありました。特に私は中指の内側が割れることが多かったです。おそらくスライダーを多投していたからだと思うのですが、中指の内側にストレスがかなりかかります。そのため、内側から横に割れることが多く、ひどい時は出血もしていました。爪のケアは本当に重要です。

(2)爪は何からできている?

爪は何からできているか答えらえれる方ってどれくらいいるのでしょうか?爪は「皮膚を守るために、皮膚の一部が硬くなってできたもの」と言われています。栄養素で言うと、「タンパク質」が変化したもので、「ケラチン」だそうです。ケラチンとは、18種類のアミノ酸が結合してできたタンパク質の総称を言います。
まず意外だったのは、「タンパク質」ということです。爪はてっきり「カルシウム」かと思っていました。タンパク質ということは・・・
今後爪を強くするには「バランスの良い食事」が必要なのかもしれませんね!

(3)爪のケア方法

さて、本題です。
爪のケア方法で、現役時代を含め、色々と取り組みをしている選手がいました。ケア方法は色々ありましたので、ご紹介します。

(3-1)爪を切る編

1、爪切りは使わず、すべてヤスリで削る

爪切りを使うと、切った先が割れたようになり、投げていると爪が割れやすくなったという人向けです。毎日爪をヤスリで削って、同じ長さに調整することで爪の強度を保ち、割れにくくなります。

2、爪切りを使うが、毎日・2日に1回は爪を切る

こちらは私がそうでした。爪切りを使って利き腕の親指と人差し指と中指の3本だけ切っていました。爪が長いとすぐに割れてしまうので、白いところが1ミリ残っているかどうかのバランスでほぼ毎日管理していました。私は爪切りを使っても割れやすいということはなく、伸びているとすぐに割れてしまっていたので、こういった形にしまいた。爪のケアは本当に大切です。

(3-2)爪をケアする編

1、マニキュアを塗る

こちら、私もやっていましたが選手でやっている人が一番多いですね。今ではそうでもないですが、ちょっと前までは透明のマニキュアでも爪に塗っていると、知人から勘違いされたこともありました。しかし、爪の補強としてはとても効果的でした。

2、ネイルオイルを塗る

私は経験ないのですが、ネイルオイルで保護しているという人もいました。

3、爪の上に補強爪などを付ける

こちらは私も言われてチャレンジしたことがありましたが、補強爪だと投げる時の感覚がいまいちだったので、すぐに辞めた記憶があります(個人差があるのであくまで個人としての意見です)
これ以外に補強爪として私が実際にやっていた方法あるのでご紹介します。
◇テーピングを爪の形に切って貼り、その上からアロンアルファで固める
これはプロに入ってから教わったのですが、この効果は本当にすごかったです。是非試してください。

(4)まとめ

上記の点に気をつけることで、爪が割れるリスクを下げることができます。爪が割れるということは体質もありますが、しっかりと指がボールにかかっている証拠でもあります。
特にピッチャーはよりボールに力を与え、回転数の多いボールを投げることが重要となってきますので、指先のケアは怠らないようにしてください。