今回は初めて、ブログのような形で書いてみようと思います。
読んでいただけると幸いです。
元プロレッスンの生い立ち
私ごとですが、今年の3月末に東京ヤクルトスワローズの親会社である(株)ヤクルト本社を退社しました。
そして、会社を4月3日に立ち上げて、今は一人で活動をしております。
東京ヤクルトスワローズで5年半、(株)ヤクルト本社で5年半、今振り返るととても実りのある日々でした。
2007年ドラフト1位で入団させていただき、結果が出ることを期待してくださった皆様には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
怪我ということもありますが、自己管理能力が足りなかったのだと思います。
自分自身、「もっとできたかもしれない」という後悔の思いはありますが、今回のことをきっかけで、私のように怪我で大好きだったスポーツを
諦めなければいけない人を一人でも救いたい。そういった思いから「元プロレッスン」をスタートさせました。
現役を振り返る
現役時代を引退する際のことを振り返ってみます。
現役引退については、一部選手がテレビでピックアップされ、放映されていると思いますが、あの通りです。
先行きも見えない状態で今後はどうしたらいいか、本当にわかりませんでした。
今だから話せますが、当時は他球団からのお話をいただき、トライアウトを受けてみないかという打診もありましたが、
怪我をした状態で満足するプレーができない中、迷惑をかけることになると考えた結果、1日でも早く社会に出ることを選択しました。
そして私自身、家庭を持っていたため、1日でも早く家族を安心させたいという思いで、就職先を探しました。
幸い、親会社である(株)ヤクルト本社が私を引き取っていただき、仕事に就けたことは感謝の気持ちしかありません。
引退後の思い
引退直後は自分自身に悔しい気持ちと情けない気持ちが強く、その気持ちから「野球はもう十分満足できるまでやった。一回野球から離れて1から頑張ろう」という気持ちでした。
当時はそれだけ気持ちに余裕がなく、いつか気持ちに余裕ができたら、リフレッシュする旅をしたいなと思っているのですが、それが達成できぬまま、今に至ります。。。
引退してから(株)ヤクルト本社の就職まではとても早く、10月に戦力外通告を受け、同年12月1日より仕事をさせていただきました。
ヤクルトでの出来事は改めて書かせていただきますが、社会人とは?仕事とは?という基本的なことを学ばせていただいた、私の基盤となる場所です。
今でも、そしてこれからも、この気持ちは変わらないです。それだけ感謝しています。
就職を振り返る
ヤクルトへ就職し、野球とも離れて2〜3年仕事を全うしていくうちに、徐々に仕事にも慣れてきて、心にも余裕が出てきました。
心に余裕が出てくると、離れていた野球が恋しくなり、野球と携わっていきたいと少しずつ感じるようになりました。
・・・やっぱり私、野球が好きみたいです。
この思いに気づいてから、少しずつ野球に携わるようになりました。
高校の非常勤コーチ、地域チームの指導、野球教室の講師など、仕事をやりながらできることを継続して続けてきました。
そして、多くのお子様、親御様、監督、コーチと触れ合ううちに、「正しい指導ができる環境」を求めている声が多く、こういった環境を作ることが私にできることと感じ、元プロレッスンの立ち上げのきっかけとなりました。
そして現在
そして、今年、仕事をしながらの活動では、できることが限られてしまうため、思い切って会社を退社することにしました。
こういった経緯で立ち上げたサイトです。
サイトの構成、コンテンツなどまだまだ足りないものだらけですが、秋以降、本格的に動き出せるよう動いています。
これからも是非、このサイトを応援していただけると幸いです。